はじめに
「繰り返し」の動作をするときに ~の間は〇〇したい、~になるまで××したい ということがあると思います。
そのようなときは Do While構文とDo Until構文を使うことができます
Do While 構文とは
継続条件が続く間は、ずっとループが続いて、継続条件が終わると、ループが終了します。
★A列を上から順に見て行って 番号が5より小さい間はずっとB列に”OK”と入力する。
Sub sample_1()
Dim i As Long
i = 2
Do While Cells(i, "A").Value < 5
Cells(i, "B").Value = "OK"
i = i + 1
Loop
End Sub
☆出力結果
Do Until構文とは
終了条件になるまで繰り返し処理を行います。Do While
構文とは逆の動作をします。
★A列の点数を上から順に見て行って 70点より低くなるまでB列に”合格”と入力する
Sub sample2()
Dim i As Long
i = 2
Do Until Cells(i, "A").Value < 70
Cells(i, "B").Value = "合格"
i = i + 1
Loop
End Sub
☆出力結果
まとめ
Do WhileとDo Until、使い分けのポイント
Do While
: 条件が真である間に処理を繰り返したい場合に使用します。Do Until
: 条件が偽である間に処理を繰り返したい場合に使用します。
例えば、カウンターが10未満の間ループを続ける場合はDo While
を使い、カウンターが10になるまでループを続ける場合はDo Until
を使います。
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